【公務員試験】補欠合格で採用されることはあるのか?繰り上がりはある?

本日は「公務員試験で補欠合格から採用されることはあるのか」というテーマでお話ししたいと思います。

公務員試験では、一部の自治体において、合格・不合格の他に補欠合格という区分を設けているところもあります。この補欠合格になった場合、実際に採用されることがあるのかどうかについて、早速ですが筒井先生にお伺いしたいと思います。

なお、下記のYouTube動画でも解説を行っているので、併せてご視聴ください。

奥田恭央
奥田恭央

筒井先生、補欠合格から実際に採用されるということはあるのでしょうか?

筒井夢人
筒井夢人

結論から申し上げますと、補欠合格からの採用はあります

まず、先ほど奥田先生がお話しされたように、合格には厳密には二つの種類があります。いわゆる正規の合格、これが一般的に「合格」と呼ばれるものです。それ以外に補欠合格というものがあり、これは端的に申し上げますと、正規の合格者の中から辞退者が出た場合に、繰り上げで採用になるというものです。一部の自治体では、このようなシステムが実施されています。

この点については、Gravityでも過去に何度も確認したことがあります。補欠合格と聞くと、「あまり聞いたことがないから小さな自治体だけで行われているのでは?」と感じるかもしれませんが、決してそのようなことはありません

例えば、昨年Gravityでは、千葉県の浦安市で、補欠合格から繰り上げで内定となった方がいらっしゃいました。浦安市といえば、舞浜、つまりディズニーの城下町としてご存知の方も多いでしょう。有名で人気のある自治体ですが、補欠合格というシステムが実際にあり、そこから内定になった方がいることから、多くの自治体で補欠合格があり、そこからの内定も十分にあり得るということがわかります。

奥田恭央
奥田恭央

実際にGravityでも、補欠合格から繰り上がって内定になった方がいます。

また、私たちは以前TACという予備校でも指導していましたが、その時も補欠合格で最終的に内定になった方がいました。さらに、私が働いていた市役所でも、補欠合格から繰り上げで採用された方がいます。ですから、決して不可能な話ではないということですね。

補欠合格になると、気分が落ち込んだり、「あと一歩だったか」とへこんでしまう気持ちもわかりますが、ぜひ希望を捨てずに前向きな気持ちでいてほしいと思います。

さらにもう一点申し上げますと、この補欠合格の後の内定は、意外と年が明けてから連絡が来ることもあります。忘れた頃の2月や3月になってから辞退者が出て、補欠合格の方に「今からですが、4月から働けますか?」と電話が来ることもあります。ぜひ最後の最後まで希望を持っていていただければと思います。

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