
事務職への転職を考えたとき、どうして公務員がオススメなのか。まずは奥田先生にご解説いただきます。
事務職に転職したいけれど、資格もないし、未経験だから無理なのかな。そう思っている方もいるかもしれません。
ただ、それは大きな誤解です。公務員の事務職なら、資格がなくても、未経験でも、十分に面接を勝ち上がることができます。
実際、Gravityでも、事務職未経験の方や、まったくの異業種から公務員の事務職へ転職された方が本当にたくさんいらっしゃいました。
この記事では、公務員の事務職がオススメな理由と、未経験・資格なしでも面接で勝てるのかを解説します。
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公務員がオススメな理由は「倍率の低さ」

はい。もちろん仕事のやりがいなどもありますが、まずは難易度です!
【奥田】
公務員は、倍率が非常に低いという点も大きいと思います。
たとえば、厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」によると、令和6年度の一般事務の有効求人倍率は、全国で0.3倍となっています(厚生労働省 職業情報提供サイト job tag「一般事務」より引用)。
0.3倍というのは、仕事が欲しい人が10人いても、求人は3人分しかないということです。しかも、その中には待遇が悪い企業なども含まれています。
ですから、ホワイト企業や条件の良い企業に入ろうとすれば、倍率はさらに上がります。
一方で、近年は公務員試験の倍率が下がり、社会人採用の枠が拡大している受験先もあります。
たとえば、令和7年度の特別区経験者採用試験・選考【秋試験】では、1級職の事務(ICT)が1.9倍でした(令和7年度 特別区経験者採用試験・選考【秋試験】実施状況より引用)。
こうした難易度の低下という観点からも、興味があるのであれば、公務員の事務職へ転職するのは十分にありです。
資格なし・未経験でも合格できる?

まず倍率、すなわち競争の激しさという観点から、公務員の事務職への転職は大変オススメできるという話でした!
【筒井】
一方で、この記事を読んでいる皆さんからすると、特別な資格もないし、事務職も未経験だから面接で勝てないのでは、という不安もあると思います。
この辺りについて、奥田先生のご見解はいかがでしょうか。

事務職未経験の方でも、どんどん合格していますね!
【奥田】
実際の例をお話ししようと思うのですが、ありすぎて、逆に説明が難しいくらいです(笑)
たとえば最近だと、栄養士の方や看護師の方も、公務員の事務職に転職していました。アパレル業界で働いていた方もいます。
養豚業で豚のお世話をしていた方もいます。その方は何回も不合格になっていて、7回目の受験でGravityを利用してくださり、養豚業から公務員の事務職に合格されました。
また、私が中野区に行ったときの同期には、エステティシャンの女性もいました。「先月までオイルマッサージをしていました」という方が、普通に事務職として中野区に採用されていたんです(笑)
他にも、トラック運転手の方や、某プロ野球球団の公式チアリーダーの方もいました。
チアリーダーの方も事務職の経験はありませんでした。「若いうちしか踊れない」ということで、年齢を重ねても安定的に働ける仕事として事務職を選んでいたのです。
つまり、未経験や異業種から公務員の事務職に転職している方は、挙げればきりがないほど多いのです。
【筒井】
あとは、正社員の経験がないとダメなのかな、と思っている方もいるでしょう。たとえば、以前の受講生には音楽家の方もいましたよね。

音楽家の方もいましたね!
【筒井】
ずっと音楽家として活動してきたものの、それだけで生活していくのは難しい。そこで音楽家を引退し、何か事務職の仕事はないかと考えて、特別区の事務職を目指し始めた方でした。
このように、資格が何もない方や、事務職が完全に未経験の方でも、大いに事務職への転職を狙えるのが公務員です。
そういう意味では、民間企業の事務職よりも、公務員の方が門戸を広く開いてくれているという感じがします。
【奥田】
それはありますね。民間だと、「こういう資格がないと」「こういう経験がないと」と言われることがあります。
一方で、公務員の事務職は、まったくのゼロベースの方でも、30代、40代でも採用されることがあります。ですから、事務職がいいのであれば、公務員という選択肢は大いにありでしょう。
公務員への転職がうまくいかない人の共通点

資格や事務職経験がなくても、公務員なら大いに合格を目指せるという話でした。ただし、挑戦したけれどうまくいかなかった、という方もいらっしゃると思います。
【筒井】
奥田先生がこれまで大勢の受験生を指導してこられた中で、公務員への転職がうまくいかない方の共通点はありますか。

行政の役割や行政の仕事内容への理解度が不十分な方は、不合格になりやすい印象があります。
【奥田】
今日お伝えしたように、異業種からでも、未経験でも大丈夫というのは事実です。ただ、それは試験が簡単という意味ではありません。
たとえば、論文試験は課題式論文と呼ばれるように、政策的な視点で書いていく必要があります。
また、面接でも「この問題についてどう思いますか」「この問題に対してどういう政策に取り組むべきですか」といった、政策的な議論が行われることがあります。
ですから、行政の役割や行政が抱えている課題、それに対するアプローチの知識を、しっかり身につけた上で挑む必要があるのです。ここが不足していると不合格になりやすい、というのが私からのアドバイスです。
【筒井】
そういう意味でも、論文試験や面接試験は我流で対策するのではなく、予備校に通ってみたり、少なくとも信頼できる予備校が出している論文対策や面接対策の教材を使ったりしていただきたいと思います。
そして何より、真剣に行政への理解を深めていこうという姿勢を持っていただきたいです。未経験でも合格は狙えますが、何となく受ければ受かるわけではありません。
まとめ
【筒井】
ということで、今回は、事務職への転職を目指すとき、公務員は競争倍率という観点から非常におすすめだという点をお話ししました。資格がない方や、事務職経験がない方でも、大いに合格を目指せます。
公務員という業界をあまり知らない方からすると、当然不安もあるでしょう。ただ、どなたでも挑戦していけるというのが、公務員試験の良いところです。
事務職への転職を目指す際には、ぜひ公務員の事務職も選択肢の1つとして考えてみてください!
ちなみに、公務員のボーナスについては、下記の記事で詳しく解説しています。

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