中途採用で公務員を目指す理由ベスト3!社会人の転職のきっかけは?

筒井夢人
筒井夢人

テーマは、社会人が中途採用で公務員を目指す理由ベスト3です!

【筒井】
社会人が公務員への転職を考えるきっかけは、人によってさまざまです。人には人の乳酸菌、人には人の転職理由があります(笑)

そこで今回は、私たちが見てきた範囲で「この転職理由はよく見かける」という社会人が公務員を目指す理由を、それぞれベスト3で紹介します。

奥田先生が見てきたベスト3と、僕が感じるベスト3を順番に紹介していきましょう。まずは奥田先生からお願いします。

1位:利益追求からの転換と、行政との関わり

まずは、2人がそれぞれ挙げる1つ目の理由です。

利益を追求する働き方を変えたくなった

【奥田】
はい。こちらは私の著書でも書きましたが、利益を追求する働き方を変えたくなったという方が多いです。

これまで会社のため、チームのため、ノルマのために働いてきたけれど、特に40歳が見えてきた方、30代後半の方などは、お金のため、ノルマのためという働き方から、地域のため、誰かのために役立っているという感覚が欲しい、という方が多いです。

利益を追求する働き方を変えたい。これが、私が真っ先に思い浮かんだ理由です。

筒井夢人
筒井夢人

確かに、民間から転職なさる方だと、かなりよく見かけるなという感じはありますね。

仕事での関わりで行政の魅力を感じた

【筒井】
では、これが奥田先生のベスト1、よく見かけるぞということで、僕からもご案内をしたいと思います。僕がよく見かけると感じるのは、仕事での関わりで行政の魅力を感じたというものです。

奥田恭央
奥田恭央

いますね。

【筒井】
たとえば、昨年のGravityの合格者で、特別区に合格した方がいました。その方は某有名芸能事務所にお勤めの方で、その芸能事務所が自治体と連携して、地域活性化のイベントのようなものを結構やっていました。

その中で、「こういう形で地域を盛り上げていくのは結構面白いかも」と感じた。このように、仕事で実際に自治体や行政と関わってみて、魅力を実感したので、転職を考えるようになった、という人はかなり多いと感じます。

奥田恭央
奥田恭央

結構、普通に毎年複数いますよね。

【筒井】
ということで、現職で行政と関わり、そこから魅力を感じたというパターンは、よく見かけると感じています。

さて、ここまで各々1つずつ紹介しました。次に、奥田先生が感じる2つ目の理由をお聞かせいただきたいと思います。

2位:働き方の見直しと、公務員としてのキャリアアップ

続いて、2つ目の理由です。

働き方を見直したい

【奥田】
特に多いなと思うのが、働き方を見直したいというところです。中でも多いのが、全国転勤をもうしたくないという方です。

特に結婚したり、子どもができたりして、自分1人だったらいいけれど、家族もいるから全国転勤はしたくない。だから、特に転勤のない県庁ではなく、市役所や特別区を目指したいという方がいます。

あとは、夜勤やシフト勤務をしたくないという方もいます。近年、警察官を辞めて、あるいは消防官を辞めて、事務職の公務員になりたいという方も多いです。

やはり、不規則な仕事ではなく、若い時は良かったけれど、年齢とともにカレンダー通りの仕事をしたいという方が多い印象です。

筒井夢人
筒井夢人

これは特に、国家公務員や公安職、広域自治体にお勤めの方に比較的多いですね。

【筒井】
若い時は平気でも、家庭を持ちたい、あるいは持つとなった時に、転勤が多いのはつらいと感じるのは自然なことです。

【奥田】
今言ったまさに県庁、北海道庁などは、今年も受講生がいますし、昨年も北海道庁の職員の方がいました。北海道内での転勤は、ほぼ全国転勤のようなものです。それを辞めたいということで、今年も受講生がいます。

公務員としてキャリアアップしたい

筒井夢人
筒井夢人

では次に、私から申し上げたいと思います。

【筒井】
これは、公務員としてのキャリアアップを目指すというパターンです。

たとえば、神奈川でも、埼玉や千葉でも、もちろん都内でもいいのですが、比較的小規模な町役場や市役所にお勤めの方が、もう少し大きな仕事、予算規模のあるところに転職して、キャリアを追いかけていきたいというパターンも結構よく見ます。

誤解しないでいただきたいのは、どちらの仕事も重要なものだということです。町役場の仕事も、小さめの市役所の仕事も、重要なものだと思います。

ただ、同じことをするのであれば、より予算規模が大きいところで、新しい取組をやってみたいと思うのも、人情のようなものだと思います。

ですから、そういったモチベーションで政令市を目指したり、都庁を目指したり、特別区を目指したりする方はかなり多い印象です。奥田先生から見てはいかがですか。

奥田恭央
奥田恭央

これも多いですね!

【奥田】
特にこれまでも、町役場や小さい市役所から特別区を目指す方は、そうした理由が多いです。

もっとこういうことをやりたい、ああいう取組をしたいと職場で言っても、今の職場だと予算がないから無理だと言われてできない。だから、それを実現したい、挑戦したいということで、予算が比較的潤沢な特別区に行ってやってみたいという方は少なくありません。

【筒井】
ちなみに、本当に市役所から特別区へ転職している人がいるのか気になる方は、Gravityを使って市役所から特別区に転職した方々がどれくらいいるのか、あるいはどの市役所から特別区への転職を実現しているのかを収録したYouTube動画があります。

👇YouTubeでの解説は画像をクリック👇

市役所から特別区へ転職した合格者たち

ぜひそちらもチェックしてみてください。ということで、私が注目したのは、公務員としてのキャリアアップを目指すという部分です。

3位:安定志向と、現職での課題意識

最後に、3つ目の理由です。

安定的に働きたい

【筒井】
では、最後3つ目のものです。奥田先生、いかがでしょうか。

【奥田】
3つ目としては、やはり安定的に働きたいという人が一番多いと思いますね。

特に最近は、女性の方がそういうふうに言ってGravityを利用してくださることが本当に多いと思っています。昨年も、Gravityでアパレル勤務の女性の方や歯科衛生士の方が、未経験・異業種からの転職ということで特別区に受かっていきました。

私も知らなかったのですが、歯科衛生士の方は、腰をかがめたり覗き込んだりするので、若いうちでないとかなりつらいそうです。その受講生からも、「40代、50代の歯科衛生士の方ってあまりいなくないですか」と言われて、確かに若い女性が多いなと思いました。

女性の職場は、仕事内容によっては若いうちしかできないものも少なくありません。そういった職場の方が、年齢とともに給料も上がり、40代、50代になってもクビやリストラがなく働きたいということで、Gravityを利用して各市役所や特別区に受かっている印象があります。

筒井夢人
筒井夢人

なんやかんやで、特に民間企業でお勤めの方だと、昨今だとAIショックなどと言われますよね。

【筒井】
AIの発展によって、確か去年もいた気がするのですが、事務職の採用自体がすごく縮小したとか、部署自体が大きく縮小される計画が立てられているという話も結構ありました。そういうのが怖いから、安定してずっと働ける公務員を目指す方は少なくないと感じます。

現職での課題意識

【筒井】
さて、安定的な働き方を求めてということでしたが、では私から最後の部分です。これは何かと申しますと、現職での課題意識というものです。

特に多いと感じるのが警察官や消防官の方で、この方々にはこの理由がとても多く見られます。わかりやすい例として、警察官の方のケースを紹介しましょう。

Gravityでも毎年、警察官から特別区や市役所に転職している方がいます。面接ではないですよ(笑)普通に面談の中で「どうして公務員になろうと思ったんですか」と聞く機会もたくさんあるのです。

たとえば警察官の方は、災害が起きたときに災害派遣があります。そこで現地に行って、すごく悲惨な状況を見たと。

でも、警察官の方ができることは、残念ながら災害が起きた後の事後対応である部分が大きい。もちろん、それも大事な仕事です。

ただ、それだけではなく、もっと災害の規模や被害を小さくするための仕事に取り組まなければいけないのではないか、ということで、防災対応ができる公務員を目指す方がいらっしゃいます。

それ以外でも、たとえば2年前、3年前だったと思うのですが、警視庁にお勤めの方で、DV被害などを担当する刑事さんがいらっしゃいました。その方は、ものすごくひどい事件や悲惨な事件をたくさん見てきたそうです。

なぜ、DVをするような男性と一緒にいるのか。多くのケースで、経済的に困窮していて、自分1人では生活できないという事情があり、どうしてもそういう相手と一緒にいざるを得ず、被害を受けてしまっている。

だから、女性が自立して、自分1人でも生きていけるような環境を作っていきたい。女性の活躍推進をやりたくて特別区を志望した、という方がいました。

このように、現職で発生した、あるいは感じた課題意識を、行政の仕事で解消したいという方は、特に警察官や消防官の方のような公安職の方にすごく多いと感じます。

この記事を読んでいる方々の中で、確かに自分もそういうことを感じたことがあるという場合には、それは十分、公務員への転職のきっかけや、考え始めた理由になると思います。

社会人採用は、以前より挑戦しやすくなっている

筒井:さて、ここまで、中途採用で公務員を目指し始めた方々が、どういうきっかけで考え始めたのかをご案内してきました。

この記事を読んでいる皆さんも、中途採用で公務員を目指して頑張りたいと考えているはずです。

その方々に向けて、奥田先生から一言アドバイスやエールをいただければと思います。

公務員への転職に興味がある方へ

奥田恭央
奥田恭央

私からは、もし興味があれば、ぜひ挑戦してみるのが良いかと思います。

【奥田】
10年前、20年前と比べて、今は社会人採用が受験しやすくなっているのです。昔は教養試験など公務員専用の勉強が必要でしたが、今は民間と同じSPIを導入するところも増えてきました。

また、年齢制限も緩和されて、一昔前だと結構40歳までだったものが、今は市役所や県庁でも50代で受け入れるところが増えております。

本当に今、門戸はどんどん開かれておりますので、興味があればぜひ受けてみてください。これが私からのアドバイスです。

社会人向けの参考書

【筒井】
ちなみに、社会人採用だと、網羅的にどうやって勉強や対策をしていくべきかが書かれた書籍は、書店にはあまりないと思います。ほとんどが大卒向けのものです。

でも、皆さんとしては中途採用を受けたいと思っているわけです。その場合には、社会人採用専門の奥田本をぜひ手に取っていただければと思います。

こちらは、我が国唯一の社会人採用専門の公務員試験の網羅本、解説本でございます。収録時点では6,000部を突破して、1万部に迫ろうというところです。

奥田恭央
奥田恭央

現在8,000部を突破しています!

筒井夢人
筒井夢人

ものすごく狭い業界なのに、これだけきちんと売れているということは、やはり多くの方に評価していただいているからなのかなと推察します。

【筒井】
どれか1冊欲しいという場合には、ぜひ奥田本を読んでみてください。

ということで、今回の記事でお届けしたい内容は以上です!

なお、公務員の事務職への転職については、下記の記事で詳しく解説しています。

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