今回は、筆記試験の前日・当日の過ごし方というテーマでお届けします。公務員試験の受験生だった奥田先生と筒井先生が、実際にどう過ごしていたのかを紹介します。
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試験前日の過ごし方

今回は、試験の前日と当日の過ごし方をご案内します。受講生や受験生から「どう過ごせばいいのか」という質問が、意外と多くないですか?

結構多いですね、ここは。
【筒井】
過ごし方は人の数だけスタイルがあると思いますが、奥田先生も私も公務員試験の受験生でしたので、我々がどう過ごしていたのかを共有します。参考になる部分があれば、ぜひ生かしてください。

まずは試験の前日です。奥田先生は前日、どのように過ごしていましたか?
【奥田】
本当に、いつもどおりの日常を過ごしたんですよね。
前日だからめっちゃ勉強を頑張ろうとか、明日勝つためにカツ丼を食うみたいなベタなことはやらずに、普通にノートをパラパラめくって。
唯一しっかりやっていたのは、持ち物の確認です。受験票をはじめ、鉛筆や消しゴムなど、忘れ物だけはないように準備して。
あとはゆっくりお風呂に入って、テレビを見たり、ノートを見たりしてリラックスして、慌てて何かやろうとはしていなかったですね。
【筒井】
僕もまったく同じで、完全にいつもどおりでした。公務員試験は普段以上のことをやるのではなく、いつもどおりのことをやるだけだと思っていたんです。
だから、前日にいつもどおりじゃないことをするのではなく、いつもどおりを心がけるのが一番大事だろうと。前日だからカツを食うやつ、いるじゃないですか。

僕の高校受験のときも、同級生にいましたね(笑)

前日だから刺身を食うとか、お腹を壊すからやめろ、と思うんですけれども。
【筒井】
ただ、唯一いつもどおりじゃないことを挙げるとしたら、僕は試験会場の近くに絶対ホテルを取っていました。

特別区のときも?
【筒井】
特別区のときも、試験会場の近くに取っていました。人によっては、会場まで鉄道を乗り継いでいかなければいけませんよね。
東京などだと、どこで人身事故が起きるか読めません。トラブルで精神状態がグダグダのまま試験を受けたくなかったので、歩いて行けるか、最悪タクシーで行ける距離に泊まることは意識していました。

僕は1次試験は自宅から行きましたが、2次試験の面接のときは、人身事故などの可能性もあるのでホテルを取っていましたね。
【筒井】
「電車1本で20〜30分で行けます」という人はいいと思いますが、そうではなくて不安だという方は、宿を取るのも一案だと思います。
前日については、「いつもどおりに過ごそう」という本当に凡庸な教えになりましたが、それこそが大事ということですね。大事なことは、常に凡庸だったりしますから。
奥田先生の試験当日の過ごし方

次は当日です。筆記試験の日、奥田先生はどのように過ごしていましたか?
【奥田】
僕は3つ思い出すところがあります。
1つ目は、先ほどの人身事故の話にもつながりますが、1次試験の会場に早めに行っていました。ギリギリではなく、早めに最寄り駅に行って、喫茶店やカフェで過ごしていたんです。
私が特別区を受けたときは、最寄り駅が三軒茶屋駅で、コメダ珈琲でゆっくり過ごしたのですが、コメダにいるのが明らかに全員受験生でしたね。みんな参考書を読んでいて、他の方も早めに来てカフェで過ごしているんだなと思いました。
2つ目は、緊張をほぐすために、会場に到着した後の自由時間は席に座っているよりも、会場内を結構歩いて見学していました。他の教室や他の階を見たり。
トイレの場所の確認も必要です。トイレは結構混むので、自分のフロアが混んでいたときに行ける上の階のトイレも確認して、会場全体を見渡して緊張を緩和させていました。
3つ目は、試験が終わった後の自分へのご褒美を考えることです。
緊張を忘れるような楽しいことを考えて、「今日、試験が終わったらこれを食べに行こう」「帰り道にこれを買おう」と、自分へのご褒美を用意して緊張を紛らわせていました。

気持ちは集中しているけれども、どこかで未来のご褒美を意識していく、ということですね。

そうですね。一方、筒井先生は本番当日、どう過ごしたんですか?
筒井先生の試験当日の過ごし方

僕も凡庸な教えばかりですが、3つあります。1つ目が、タリーズのコーヒーを買って飲むことです。

完全にステマみたいな(笑)案件どうですか?

違います。全然ステマでも何でもなく、何ももらっていません。
【筒井】
大学院の入試のときぐらいから、勝負事の前に必ずタリーズのコーヒーのボトル缶を飲むようにしているんです。理由はなくて、一種のゲン担ぎです。
コンビニで売っているやつをキュッと飲んでいく。ちなみに普段、缶コーヒーを飲むときは絶対にボスなんですよ。勝負事があるときだけタリーズを飲む、という感じでしたね。

すごく小さいことですけど、試験のときにコーヒーを飲むと、トイレに行きたくなったりしない?

集中してできていたのか、あんまり僕はそういうのはなかったですね。

「なるほど、僕は集中しているからそんなことはありません」と。

違う違う。すごく嫌なやつみたいじゃないですか(笑)
【筒井】
これを読んでくださっている皆さんも、ゲン担ぎのように「勝負のときはこれ」というものを決めておくのも1つありだと思います。
2つ目は、結構意外かもしれませんが、参考書を持っていかないことです。

珍しい。何か物がないと、不安にならない?
【筒井】
これは本当に人によると思いますが、僕は持っていくと読んでしまうんです。僕は本試験を、自分の能力をこれ以上高める場所ではなく、フルパワーを出すことだけを考える場所だと思っていました。
脳のリソースを試験で解くことだけに注ぎたかったので、参考書はあえて持っていかず、手ぶらに近い状態で受けに行っていました。

そういうとき、休み時間の10分とか15分は、どう過ごしているの?

ああ、もうそれこそ、タリーズのコーヒーを。

またタリーズ。案件でしょ、これ(笑)
【筒井】
「タリーズさん、お待ちしてまーす」っていう。コーヒーを飲んだり、脳にエネルギーを入れるために甘いものを食べたり、あとはボーッとしたり。
周りは結構慌てているじゃないですか。それを見て「自分は自分のことに集中しよう」と、悟りのような感じで受けていました。
持っていかないとダメという話ではなく、持っていかずに完全に自分に集中するのも1つの考え方だと思います。
そして最後が、これも意外だと思うのですが、スマホを持っていかない。

令和の時代に。
【筒井】
令和に、スマホは持ち込まないという感じでしたね(笑)。本試験のあるあるで、休憩時間になった瞬間にスマホをめっちゃ見だす人がいますよね。
でも、その日にやることで、試験問題を解くこと以上に大事なことは何もないじゃないですか。スマホは身に着けているだけで集中力を持っていかれることもあるので、僕は最寄り駅のコインロッカーにスマホを入れていました。

徹底してる。
【筒井】
ただ、例外はご家族がいる場合です。お子さんがいる方や、お子さんが体調を崩している方は、家族との連絡用にスマホがあることは大事です。
ただ、独り身なら12時間ぐらいスマホがなくてもどうってことはないだろうと思っていたので、集中力を切らさないためにもスマホは持っていかないようにしていました。

マジっすか。それは結構できないから、やっぱり毒されているのかな(笑)スマホは常に持っていきたいというのがあるね。
【筒井】
わかりますよ。だから、終わった後にめっちゃ見たりしちゃうんですけど。でも、集中すべきときにはなくてもいいんじゃない?と。
「スマホにちょっと依存しているかも」「常に持ち歩かないと不安かも」という方は、あえて持っていかないほうが本試験に100%集中できる気はしますね。

普段、他の方が言っていないような考え方を聞けたのは、結構面白かったです。
ちなみに、特別区経験者採用で1位合格した講師が試験の前日・当日をどう過ごしたのかは、下記の記事で紹介しています。
筆記試験を控えた皆さんへのエール

今回は、筆記試験の前日・当日の過ごし方をご案内しました。それぞれに流儀は異なりますが、役に立つ部分をつまみ食いする形で参考にしていただければと思います。
【筒井】
これを読んでくださっている皆さんの多くは、「筆記試験がもうすぐ」という方だと思います。
最後まで読んでくださるような勤勉で忍耐力のある皆さんであれば、ご自身の実力を100%発揮すれば、必ず筆記試験を突破できると信じています。
自分自身の勤勉さ、これまでやってきたことに自信を持って、全力を発揮してきてください。皆さんに神のご加護があることを、心からお祈り申し上げます。
【奥田】
試験に向けて、かなり不安や緊張があると思います。ただ、この不安は他の受験生も抱えています。
試験会場に行くと周りの受験生が優秀そうに見えますが、逆もまたしかりで、他の受験生も皆さんを見て「優秀そうだなあ」と思っています。あえて自分で不安を生み出して、その不安に潰されないでほしいと思います。
また、試験官がしかめっ面で怖そうに見えるかもしれませんが、私が中野区の職員だったときも、試験の翌日に出勤すると他の職員が「いやあ、休日出勤大変だったよ」と言っていました。
怖い人たちではなく、仕事に集中しているだけなんです。試験官を見て緊張もしないでほしいと思います。
ここまで来たら自分を信じて挑むだけです。皆さんがいつもどおりの力を発揮して、無事に1次試験を突破することを、心から応援しています。

ということで、今年は試験会場近くのコンビニから、タリーズのコーヒーが消えそうですね(笑)

ですね。

試験会場でタリーズのコーヒーを持っていたら、「あ、筒井の動画を見たんだな」とみんな気づきますね(笑)あとは、どうでもいい話ですけど、僕はドトールのアイスコーヒー派です(笑)

なるほど。それも、皆さんコンビニで見つけたら、ぜひ買っておくといいかもしれませんね。

最後は雑談になりましたが、この記事を読んでくださっている皆さんを、我々は本当に応援しています。いつもどおりの力を発揮して、1次試験を突破してきてください。では、1次試験会場に行ってらっしゃい。
なお、筆記試験当日の実際の流れについては、受講生の体験談を下記の記事で紹介しています。

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