【暴露】国家公務員の良い点・悪い点を元職員が語る。メリット・デメリットをぶっちゃけます!

今回は、国家公務員の良かったところ・悪かったところというテーマでお届けします。元国家公務員の奥田先生に、国家公務員のメリット・デメリットをぶっちゃけて語っていただきました。

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【暴露】国家公務員の良い点・悪い点を元職員が語る。メリット・デメリットをぶっちゃけます!

国家公務員を目指した理由

【筒井】
いろいろな会社が「国家公務員はこういうところがいい」「悪いところはこう」という情報を出していますが、うちの代表の奥田先生は実際に国家公務員でした。

生の声を聞いてみたい、ということで、今回は持ち込み企画としてざっくばらんに伺います。

筒井夢人
筒井夢人

まず、そもそも奥田先生が国家公務員を目指した理由は何だったのですか?

【奥田】
私は大学卒業後、内閣官房内閣情報調査室という役所に内定をいただき、第1希望だったのでうれしく入庁しました。きっかけは、当時インテリジェンスという分野に興味があったことです。

いわゆるスパイ、諜報活動と訳される分野ですね。元外務省職員の佐藤優さんの書籍でインテリジェンスを知り、ワクワクするなと。

内閣情報調査室と公安調査庁を受験して両方から内定をいただき、日本のCIAと呼ばれる内閣情報調査室に行ってみたいと思って入庁しました。

筒井夢人
筒井夢人

ということは、奥田先生も『さらば内調』という本を出すのも遠くないぞ、という感じですね(笑)内調はめちゃめちゃ高倍率の組織だと思いますが、実際はいかがでしたか?

【奥田】
自分で言うのもあれですが、当時はめちゃくちゃ倍率が高かったですね。今は5、6名内定が出ているようですが、私のときは本当に若干名で。私が受けたときは、面接試験が12回ありました。

最初から12回あるとは教えてもらえず、1回目に受かって、2回目、3回目と呼ばれて、5回目あたりで「これはいつ終わるのかな」と。

100何十名の中から数名で、その中でも1番目に内定をいただいたので、私は12回で終了できました。隠れたマニアからすると人気のある役所です(笑)

国家公務員の良かったところ

筒井夢人
筒井夢人

実際に働いてみて、「ここは面白かった」「ここは良かった」というおすすめポイントはありましたか?

【奥田】
これは全部の役所に共通すると思いますが、自分たちが取り組んでいる仕事が、国家全体に波及していくところですね。

自分が関わった仕事が夜のニュースや翌日の新聞に出ているのを見たときは、大きなものに関わっているというやりがいがありました。また、ミーハーですが、国家公務員になると貴重な経験ができると思いました。

私がいた内調だからかもしれませんが、入庁1年目で首相官邸のパスポートをもらって、自由に出入りできました。大学を卒業したての若手が首相官邸に自由に出入りできることは、なかなかありません。

首相秘書官から「この書類を届けて」と頼まれ、具体的なことは言えませんが、秘密の地下通路で荷物を抱えて首相官邸に行ったりもしました(笑)

首相官邸の地下は、本当に宇宙基地のような状態です。カプセルのようなものに入ってチェックを受け、扉が開くとモニターがずらりと並んでいる。そういう環境を見られたのは大きいですね。

国会議事堂に行って国会を見たり、政治家の秘書から「うちの先生にブリーフィングをお願いします」と言われて、課長と一緒にテレビでよく見る政治家の事務所に説明に行ったりした経験も貴重でした。

当時は民主党政権だったので、内閣府や内閣官房の建物に蓮舫さんもよく出入りしていて、「蓮舫さんだ」とミーハーな気持ちで見ていました(笑)普通に生きていたらできない経験を積めるところが、国家公務員の面白さだと思います。

筒井夢人
筒井夢人

地下通路の件は、政府から検閲が入るかもしれないですね(笑)では、職員の方の雰囲気はどうでしたか?内調の同僚には、どんな雰囲気の方が多かったでしょうか?

【奥田】
やっぱり硬いなというところでしたね。役所によって本当にカラーがあります。

経済産業省はフランクで民間っぽい雰囲気と言われますが、私がいた内調は職員の半分が警察庁からの出向で、一部が防衛省や公安調査庁の職員でした。警察のようなガチガチの縦社会で、上下関係がはっきりしていて、若干、軍隊っぽい雰囲気がありましたね。

筒井夢人
筒井夢人

奥田先生はもともと体育会の出ですからなじめたかもしれませんが、そういう意味でも合う・合わないはありそうですね。

国家公務員の大変だったところ

筒井夢人
筒井夢人

反対に、「これはしんどかったな」というエピソードはありますか?

【奥田】
まずは、仕事量が全然違うところです。大学卒業後に入庁したときは気づきませんでしたが、その後、市役所に転職して初めて、国家公務員はかなり仕事の量が多いんだなと痛感しました。

初めて入庁した4月1日は、夜12時まで仕事をしたんですよ。初出勤の日は普通、各部署への挨拶などがあると思うのですが、初日から資料を渡されて「これをExcelでまとめておいて」「これをWordでまとめておいて」と書類作成でした。

夜12時に上司から「今日は初日だから終電で帰宅していいよ」と言われました。2日目からはタクシー帰りです。

市役所に行ったときに思ったのは、ここの職員の4〜5人分の仕事を、国家公務員は1人でやっているということです。これは嘘偽りなく思いました。「ここまで違うのか」と、仕事量の多さに圧倒されました。

筒井夢人
筒井夢人

夜中に霞が関に行くと、タクシーの大行列がとんでもないですもんね。あれを一度でも見ると、「国家公務員叩きはやめてくださいよ」という気持ちになります。他に「これはしんどかった」というところはありましたか?

【奥田】
さっきの話に続きますが、残業が常に多く、土日出勤もあって、しかも残業代が出ないところですね。

上司に「結構つらくないですか?」と言うと、「他の役所に比べたらマシだよ」と。厚生労働省は別名「強制労働省」と言われていますけど(笑)「厚労省に比べたらマシだから頑張りなさい」と言われて頑張っていました。

残業代も、あくまで昔の話ですが、私がいたときは残業時間の半分までしか残業代が出ませんでした。「全部出ないんですか?」と上司に言ったら、「農林水産省や総務省に比べるとうちは出ているほうだよ。財務省は10割出るけどね」と(笑)

何か言っても「他の役所よりはマシだ」と返される、というところでした。市役所やその後の特別区では残業代が100%満額出たのが、転職したときの驚きでしたね。

筒井夢人
筒井夢人

令和、平成にして『蟹工船』や『女工哀史』のような働き方ですね(笑)しんどいなと。

▼国家公務員と市役所の働き方の違いについては、下記の記事で詳しく解説しています。

国家公務員は合う人には本当に合う職場

筒井夢人
筒井夢人

最後に、「これは晒したるわ」ということがあれば、ぜひお話しください。伝えておきたいことはありますか?

【奥田】
ここまでの話を聞くと「国家公務員に転職するのはやめようかな」と思うかもしれませんが、今は働き方改革で変わり、残業代も出るようになったと当時の同期から聞いています。また、国家公務員は合う人には本当に合う職場です。

合わない人には合わないところもありますが、合う人には本当に楽しい職場です。Gravity講師の有海先生は、もともと経済産業省に出向して係長をやっていましたが、経済産業省でバリバリ働くスタイルが楽しかったと言っていました。

バンバン仕事をしたい、自分を成長させたい、国家レベルのプロジェクトに関わりたいという方にはたまらない職場です。私の発言を聞いてすぐに諦めず、情報収集をして、自分に合う役所、自分に合う職場を見つけてください。

筒井夢人
筒井夢人

素晴らしいお話でした。基礎自治体などとは仕事の進め方が割合違うと言われますもんね。

【奥田】
そうですね。市役所や特別区は、バリバリ働きたい人はバリバリやるし、ゆっくり働きたい人はゆっくり働くし、という多様性が認められます。

国家公務員は「全員で頑張るぞ」という、全員が精鋭のようなところがあります。どちらに行こうか迷ったら、市役所や特別区がおすすめかなとは個人的に思いますね。

【筒井】
特に、ワークライフバランスや仕事以外の人生の楽しみも追いかけたい場合には、市役所や県庁など地方公務員のほうがいい側面はあるかもしれません。どちらに軸足を置いて対策しようか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

Gravityでは、市役所・県庁対策に向けて、オンラインで参加できるさまざまなイベントを実施しています。今後も全国の受験生との質問相談会、面接対策セミナーなどを実施しますので、興味のある方は下記のGravity公式LINEにご登録をお願いします。

なお、公務員の給料や待遇、隠れた報酬については、下記の記事で詳しく解説しています。

【給料】公務員の待遇・福利厚生は充実してる?隠れた報酬の正体とは?
公務員の福利厚生と待遇は本当に充実しているのか。年収・昇給・ボーナス・残業代・地域手当・退職金・リストラの実態と「隠れた報酬」の正体を、元公務員の奥田先生が語ります。

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