【公務員試験】文章理解ってどう勉強してました?

今回は私たちGravityの講師が、実際にこうやって勉強していたという方法を共有します。

テーマは文章理解。これは重要科目で、特に数的処理が苦手な人にとっては得点源にしたい分野です。

とくに特別区の現代文は比較的やさしめなので、ここでしっかり点を稼いでいきましょう。「文章理解はセンス」と思われがちですが、対策で必ず伸びます

なお、下記のYouTube動画でも解説を行っているので、併せてご視聴ください。

現代文

まずは文章理解の中でも現代文から。おすすめのひとつは、大学受験の現代文テキストで基礎から押さえる方法です。

公務員試験向けの現代文参考書は、内容や解説が薄く感じられることがあります。そこで私は、出口 現代文の実況中継」シリーズの第1巻を使い、丁寧な解説で解法の骨格を固めました。

公務員試験は評論が中心なので、小説は飛ばして評論に集中→過去問を解く流れが効率的。結果として「急がば回れ」が正解でした。

解き方の筋が通れば、設問形式が変わっても対応できます。

もうひとつは、日頃の読書量を活かすやり方です。普段から本や評論をよく読む人は、「内容一致」「主旨把握」などの問いに勘が働きやすいはず。

ただし完全ノーガードは危険です。受験先の出題傾向(内容一致か主旨把握かという“軸足”)だけは事前に押さえて、読み方のピントを合わせておきましょう。

それから、現代文が苦手でも自分を責めないでください。

公務員向けの“短期で劇的にできる”系参考書は、効果が限定的なことが多いです。もし本当に1週間で劇的に伸びるなら、みんな伸びていますよね。

さらに、予備校の現代文の授業が噛み合わないケースもあります。論文の先生が“ついでに”文章理解を担当していて解説が薄い——そんなこともよくあります。

伸びづらさの原因は、あなたの努力不足とは限らないことを覚えておいてください。

英文

次に文章理解の英文。ここは戦略の分岐点です。

ひとつは英語をきっぱり捨てる選択。英語が苦手で、今から語彙や長文に時間を割けないなら、思い切って他科目にリソースを再配分しましょう。

例えば奥田講師は、英文は解かず、社会科学など範囲が絞れる科目に全振りして結果を出しています。

公務員試験は満点勝負ではなく、6〜7割で合格射程に入る試験。だから捨てる勇気も立派な戦術です。

もうひとつは最小限でしのぐ方法。TOEICの学習や大学・大学院で英文を読む習慣がある人は、英文に過大な時間をかけず、数的処理へ時間を振るなど全体最適を狙いましょう。

どちらを選ぶにしても、中途半端がいちばん効率を落とすので、配点と自分の強弱に合わせて腹をくくるのがコツです。

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